どのような業界でも、リスティング広告を出しているということは一般化してきました。それだけ、効果が高くスタンダードになったリスティング広告のメリットとはなんでしょう。
今回は、デメリットも合わせて紹介していきます。
リスティング広告のメリット
リスティング広告のメリットをお伝えします。
確度の高いお客様にアプローチできる
リスティング広告の最大の特徴はこれでしょう。お客様が、わざわざ検索窓にキーワードを入力し検索し、その検索結果に広告を表示します。自分で悩みや興味に気付いているので、そういったお客様に適切な広告を表示させることができれば、高確率で売る上げや問い合わせに繋がります。
こういった角度の高いお客様に対して、広告を配信できることがリスティング広告の最大の強みです。リスティング広告が最低限行っておきたい広告と言われる理由でしょう。
労力を掛けずに、上位に表示させることができる
リスティング広告と同じように検索結果に表示させる方法としてSEO対策をして、自社ホームページを上位に表示させるという方法があります。
SEO対策は無料でできる反面、労力と時間がとても掛かってしまいます。短くても3か月は記事を書き続けるなど、労力を費やす必要が出てくるのです。
それに対し、リスティング広告は広告出稿してすぐに、検索の上位表示をさせることが可能になります。なかなか労力を掛けることが難しいこともあると思いますので、労力を割くという部分でもとても有効な手段になります。
すぐに始められ、すぐに結果が出る
上記で労力がかからないという点をお話させていただきましたが、時間もお幅に削減できます。広告出稿をして1時間後には、結果が出てきますのでその分早いフィードバックが得られます。フィードバックの速さがPDCAサイクルの速さにも繋がり、成長のスピードに大きく関わってきます。広告を出す企業が成長スピードが早いと言われる所以がココにあります。
比較的安価なコストで始められる
リスティング広告はお金がかかるものの、広告の中では比較的安価な広告コストから始めることが可能です。50万円、100万円の広告費が必要となるインターネット広告がある中で、リスティング広告であれば1月10万円など、少ない金額から始めることが可能になります。
さらに、リスティング広告はクリック型課金を採用しています。クリック型課金とは、クリックされて初めて広告費を支払う形の広告掲載になりますので、広告を掲載するだけであれば、実質無料です。
リスティング広告のデメリット
デメリットを理解しておくことも大切です。リスティング広告のメリットだけでなく、デメリットも把握しましょう。
広告なので費用がかかる
比較的安価と言われるリスティング広告ですが、広告である以上少なからず資金が必要になります。結果の出やすい広告ですが、運用の仕方や運用を任せる会社を間違えてしまいますと結果が出ないということにも成りかねませんので注意が必要です。
配信できるボリュームに限界がある
角度の高いお客様を集めることが可能なリスティング広告ですが、角度の高いお客様は市場にとても少ないものです。今すぐ家を購入したい!と考えているユーザー数はとても少ないので獲得できる数にはどうしてもボリュームの限界があります。リスティング広告で問い合わせを獲得できるようになった際には、他の広告配信サービスを利用し、さらに多くの問い合わせを獲得する施策を行っていくことがオススメです。
細かな広告運用が必要になる
リスティング広告は、別名「運用型広告」と呼ばれる広告サービスです。一度広告配信をスタートさせて終わりではなく、細かな運用が必要になってきます。SEOの記事作成ほど労力がかかるものではないですが、広告を運用するスキルが必要になってきますので、任せるという選択肢を取る会社様も多くいらっしゃいます。
まとめ
リスティング広告は、角度が高いお客様を獲得できるため、インターネットを活用した集客を行っていきたいとお考えの不動産会社様はリスティング広告から始めるのはとてもオススメです。ですが、インターネットを活用した集客方法にはそれなりのスキルと知識が必要になってきますので、広告代理店に運用を任せるという選択肢を持つことも大切になってきます。メリット・デメリットを踏まえた上で、リスティング広告を活用することが成功にカギになります。