自社ホームページ

Web集客を行う前に確認しておきたい自社ホームページ6つのポイント

いまやホームページを使ったWeb集客が常識となっていますが、ただホームページを作って公開するだけではWeb集客にはつながりません。ライバル企業に差をつけるためにも、Web集客がしっかりとできるホームページのポイントを押さえておきましょう。

SEOの内部対策も大切です!ぜひこちらの記事をご一読ください▼

最低限クリアしていないとNGなホームページのチェックポイント

まずは最低限クリアしておくべき6つのチェックポイントがあるので、貴社のホームページは問題なくクリアできてるかを確認しましょう。下記の6つの項目で1つでも当てはまったらWeb集客をする前にホームページを改修することをお勧めします。

①スマホ対応をしていない
②すべての「タイトル」が同じになっている
③必要以上に画像が多く使われている
④まったく更新していない
⑤SSL対応をしていない
⑥目的がはっきりしていない

①スマホ対応をしていない

ホームページの閲覧を行うデバイスといえば以前はPCが主流でしたが、2020年の今ではスマートフォン中心になっています。
PCにしか対応していないサイトをスマートフォンで閲覧すると画像が意図するサイズで表示されなかったり文字の体裁が崩れたりするため、一見して整備されていない印象を閲覧者に与えます。そして、閲覧者は商品やサービス内容の良し悪しを判断する前にサイトが見づらいため離脱してしまい、大きな機会損失になる可能性が大いにあります。
スマートフォン対応はもはや必須の時代になったので、もし貴社のホームページがまだスマートフォン対応してない場合は、デバイス別(PC、タブレット、スマートフォンなど)に表示させる仕組みに作り直すか、レスポンシブデザイン(どの端末からアクセスしても最適なサイト表示が可能)でリニューアルすることをお勧めします。

レスポンシブデザイン例の画像

②すべての「タイトル」が同じ設定になっている

複数のページで構成されるホームページではページごとにタイトルが設定できるのをご存じでしょうか。同じホームページ内だし面倒だからと同じタイトルを設定している人も意外に多いのですが、これはNGです。
タイトルはページの内容がわかるような文章をいれると検索エンジンにその内容を伝える役割を果たし、多少なりとも結果表示順位に影響するとも言われているので、各ページごとに設定するこは大切です。
また、検索エンジンの検索結果に表示されるページタイトルを見てユーザーはそのページを見ようかどうか決める人もいるので、本当にユーザーに伝えたい事をタイトルに書いてもいいと思います。

タイトルタグが表示される場所のキャプチャ

③必要以上に画像が多く使われているホームページ

集客を意識したホームページ作りでもうひとつ重要なのが、テキストコンテンツと画像の使い方です。
画像はホームページの構成に欠かせない要素です。特に活字離れが進んでいる若年層にとって、テキストだけで構成されたページは魅力に欠けます。
文字と違って情報を視覚的に伝えることができる画像を適切に配置することはページの読みやすさを格段に向上させます。
だからといって画像ばかりのページにしてしまうと、ページが重くなり表示速度が遅くなったり、検索エンジンが適切にページの情報を読み取れない可能性もあり、そうなるとSEOの表示順位にもかかわってきます。
あくまで画像は何かをわかりやすく説明するときの補佐の役割として位置付けて、ページはテキストを中心に作成してSEOに強いホームページを作りましょう。

④まったく更新していない

企業の顔ともいえるホームページの更新を怠ることは集客にとって大きなマイナスとなります。
ホームページで情報を発信することはWeb集客において重要な行為です。特に重要なのは常に新しい情報を発信し続けること。

見込み客は新しい情報を求めてホームページを訪れるため、何も更新されていない状態が続くとお客様は不安を感じますし、企業のイメージダウンにも繋がります。
些細な情報でも定期的に更新を行い、ホームページの鮮度を保つことを意識しましょう。

⑤SSL対応をしていない

SSLは「Secure Sockets Layer」の略で、簡単に説明すると安全にデータ通信を行うためのデータを暗号化したものです。
インターネットの進化によって情報化が進んだ現代は、飛躍的に便利になった半面、不正アクセスやなりすましなどによる犯罪も増えています。
SSL通信はホームページの閲覧に際してやり取りされる様々なデータを第三者の攻撃から守るために欠かせないものです。以前はネットショッピングやネットバンクを中心に、クレジットカードや銀行口座などの個人情報を送受信するページにSSL通信の使用が推奨されていましたが、2019年以降は通常ページにおいてもSSL通信の使用が必須になりました。
2020年の現時点では、サイト全体をSSLで保護していないと「保護されていない通信」「安全ではありません」「この接続ではプライバシーが保護されません」などの警告文がアドレスバーの横に表示されるようになっています。社内データや顧客データを守るためだけでなく、会社の信用のためにも必ず対応しておきましょう。

警告文が表示されたキャプチャ

⑥目的がはっきりしていない

「たくさんの情報を発信したい」「凝ったホームページを作りたい」
そんな意欲がある場合に陥りやすいのが、目的がはっきりしないホームページになってしまうことです。
情報を詰め込み過ぎて目的のはっきりしないホームページは、閲覧する側にとってストレスとなり、離脱の原因となります。
今やホームページを開設すること自体は当たり前。顧客対象(ペルソナ)の設定によって、最適なページデザインや構成イメージも変わってきます。
「誰に何を提供したいのか?」「そのために伝えたいポイントは何か?」「ホームページでは何の情報を打ち出していくのか?」など、ホームページの役割を明確にしてから制作を始めるようにしましょう。

ホームページで集客するために必要なページとは?

ホームページで集客を行うには、業界に関係なく準備しておくべき必要なページがあります。貴社を知ってもらうための必要最低限のページです。

貴社を知ってもらう必要最低限なページ

まずは企業のことを閲覧者に知ってもらうために貴社の情報を記載する次のページの内容を念入りに考えましょう。

・トップページ
・会社概要
・問い合わせフォーム

「トップページ」はホームページの顔であり、他のページを見てもらえるかのカギを握る重要なページでもあります。やはりトップページに会社の理念や主力サービス、重要コンテンツの概要などは掲載すると思いますが、ここに配置する情報によって各ページへの遷移率は格段に変わってくるのでトップページの情報配置は慎重に考えましょう。
また、会社の基本情報をまとめた「会社概要」も集客に欠かせない重要なページです。どれだけ魅力的なコンテンツを配置しようと、それを提供している会社の素性がわからなければ、やはり集客にはつながりません。
発信する側は意識しなくても、閲覧する側は思ったよりもこの会社概要を重要視することが多いです。はじめてホームページを訪れた人の多くは会社概要をチェックするため、必要な情報を漏れなく記載してください。
「問い合わせフォーム」はホームページを閲覧した人が企業にコンタクトを取るための方法として欠かせないページです。単に電話番号やメールアドレスをサイトに記載するだけよりも、親切で適切な項目設定を行うことにより的を射た問い合わせを実現できます。問い合わせに対する自動返信メールを実装するなど、使いやすさ・分かりやすさにも配慮した構成にすることも大切です。

ホームページ集客に役立つページ

ホームページを使った集客に役立つページとして、次のような内容の情報を用意すると、集客から購入・契約など成果に繋がる可能性が高まります。

・サービスページ
・貴社の思考・想い
・ユーザーに役立つ情報

自社の製品やサービスの概要をわかりやすく伝える「サービスページ」は、多くの企業にとって重要なページです。前述したホームページの目的を明確化する意味でもこのページの構成には力を割く必要があるでしょう。ただ製品やサービスの概要を淡々と記載するだけではなく「一番何を伝えたいか」を熟考してページを作りましょう。
また「貴社の思考・想い」はサービスページに次いで集客アップに役立つ情報です。サービスページで紹介した事業の概要について「どのような思い入れがあるか」「どのような理念を持ってサービスを展開しているか」を知ってもらうことは見込み客の集客には極めて重要なポイントです。このページで商品やサービスへの思いの丈を見込み客に伝えましょう!
そして「ユーザーに役立つ情報」を提供することもWeb集客の重要な役割のひとつです。企業が何を発信したいかだけでなく、ユーザーが何を知りたいかを考えたページを設けることで、より多くの集客が可能になるので貴社独自のお役立ち情報は何がベストかを考えてユーザーへ情報共有をしましょう。

Web集客をスピードアップさせるには

自社ホームページを立ち上げたからと言って、すぐに集客はできません。内部SEO対策をしたホームページでもSEOの効果を感じるには数か月は必要になります。そのため、ホームページでの集客をいち早く実現させるためには費用をかけて広告を打つのが1番良い方法です。
インターネット広告をうまく使い分けることで、集客のスピードアップを図ることができます。インターネット広告の出稿は、時間をお金で買う感覚ですね。
特にリスティング広告は見込み客の検索キーワードに応じた細かい設定ができ、適切なターゲティングが行えるのでお勧めです。
魅力的なホームページが構築できたとき広告は非常に強力な武器となりますので、広告予算がある企業はぜひ1度は試してみてください。

まとめ

このインターネット時代において、Web集客は極めて重要な意味を持っています。まずはスマホ対応、常時SSL化など集客に適した自社ホームページに整えましょう。
トップページや会社概要の充実、問い合わせフォームの実装なども集客には欠かせないポイントです。企業が何を伝えたいのか、ユーザーが何を知りたいのかを考え、それらを両立したホームページ作りを意識してください。そのうえでインターネット広告をうまく利用すれば、集客のスピードアップも可能になりますよ。

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