<2021年6月18日更新>
リスティング広告は運用型の広告のため、運用をする人の知識や能力によって広告効果が変わってきます。そのためリスティング広告を代理店に依頼する場合は慎重に代理店を見極めることが大切です。では、どのような基準でリスティング広告代理店を選べばいいのか、悩みますよね。
そこで本記事では、リスティング広告を代理店に任せる際に気をつけたいポイントをお伝えしていきたいと思います。
リスティング広告代理店選びで最低限確認すべき5つのポイント
リスティング広告の配信を検討する方は、いろいろなサイトを検索してリスティング広告の代理店を選定していくと思いますが、これからお伝えする5つのポイントについては必ず確認しましょう。
①Yahoo!・Googleの正規代理店か
Yahoo!・Google(媒体社)では、リスティング広告を扱う広告代理店に対して一定の基準を満たしている証として「正規代理店」を与えています。この正規代理店に選ばれていることは、広告代理店を選ぶ際の最低基準として捉えておくといいでしょう。もちろん、「正規代理店」でなくても良い広告代理店はあると思いますが、「正規代理店」に選ばれていることで、媒体社からの広告承認を優先的に進めることができる特権などがあるので、広告出稿までの日数を短縮することが可能に大きなメリットになります。
Googleだと「Googleパートナー」を取得していること、Yahoo!だと「セールスパートナー」に認定されていることを確認しましょう。
各媒体のパートナーの説明は以下リンク先にてご確認ください。
・Google広告の「Googleパートナー」とは?
・Yahoo!マーケティングソリューション セールスパートナー一覧
②貴社にあった広告メニューの提案があるか
広告の種類はリスティング広告だけではありません。リスティング広告と組み合わせることでより効果を発揮するものや、各業界の癖を理解したかゆいところに手が届くようなアプローチすべきお客様にフィットする広告配信メニューは現在いくつも開発されています。その中から貴社に合った広告メニューを構成してくれるのか?そもそも配信メニューは豊富なのか?そういった点で見ていただくと、しっかりと成果に繋がる広告代理店が見つかります。
③広告予算は合っているか
広告代理店の中には最低広告費が100万円~など高額でないとお願いできない会社もあります。理由としては、広告代理店は高額な広告費を支払ってくれる企業の広告を回した方が利益が上がるからです。これはどの業界でも同じですので、悪いわけではありませんがご予算に合わない広告代理店は選ばないほうがいいでしょう。
④サポート体制はしっかりしているか
リスティングの運用は、広告代理店に任せっきりになるため、任せている企業はどのような運用を行っているのかわかりません。運用の透明性という意味で月に1度など、しっかり報告はあるのかなど、サポート面も確認しましょう。
また、報告はは対面なのか、書面のみなのか、なども確認しておくといいでしょう。できる限り対面での報告をしてくれるような企業にお願いすると、様々な戦略に対するアドバイスがもらいやすくなります。
➄同業種でのリスティング広告の成功事例はあるのか?
リスティング広告の肝となる部分は「キーワード選定」にあります。このキーワード選定には『 銀座 売買不動産 』のような基本的なキーワードもありますが、業界独自のお客様が検索するキーワードというのが存在します。この業界独自のお客様を狙うことができるのかどうかは広告代理店の経験値が結果を大きく関わります。そのため業界の精通度を確認しておくといいでしょう。業界経験があるだけではなく、業界特化などの広告代理店もありますので、特化型の広告代理店にお願いすることをオススメします。
リスティング広告代理店選びの注意点
担当者の広告運用歴を確認しよう
実際に広告を運用してくれる担当者が大規模アカウントの運用経験があれば、安心して依頼しても大丈夫だと思います。小規模アカウントのみの場合は今までの具体的な運用実績を確認しましょう。小規模運用のみの担当者でも優秀な人はいるので、アカウントの規模だけで判断するのではなく、きちんと実績を確認することが大切です。
予算で選ぶ場合
大手の広告代理店は少額の予算だとしっかり運用してもらえない可能性が高いので、1か月の広告費が1000万未満の場合は中小のWeb広告代理店に依頼し、1000万以上の場合は大手のWeb広告代理店に依頼するようにしましょう。
まとめ
数百社以上の広告代理店の中から自社に合った代理店を選ぶのは正直難しいと思います。ですが、コツコツ地道に探せば必ず最適な広告代理店を見つけられると思いますので、まずリスティング広告などWeb広告を検討する場合はいろいろな広告代理店に資料請求をして情報を集めることから始めてください。